中小企業副社長のコンサルティング

宿泊業(創業40年)の副社長がリアルな現場で使える経営ノウハウを紹介していきます!

宿泊業の経常利益率について、また改善方法

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宿泊業の経常利益率について考察しました。

なぜこのことに興味を持ったかといいますと、現在我が社の経常利益率は、平均すれば10%ほどです。シンプルに宿泊業界の他社の経常利益率はいくら?と疑問に思ったからです。10%で経営状態は好ましいとは言えません。建て替えなどの資金が貯まらないからです。

 

 

 

 

経常利益率の計算方法

経常利益率=経常利益÷売上高×100で算出できます。

(高ければ基本的には良いということになります。)

結論

宿泊業のざまざまなデータをみて回った結果・・・5%前後だと思います。しかし、利益率の高いホテルなどいろいろあります!こればっかりは調べても無駄だと感じました。ただし、利益率20%を超えてくると当たり前ですが、かなり会社の状態は良いです!そこで改善するために大事になる指標をまず報告したいと思います。我が社でも大事にしてる指標です。

 

改善方法に必要な指標

1.再来店率

1年で何人が繰り返し利用しているかです。

再宿泊人数÷総宿泊人数×100で算出できます。

 

2.客室稼働率

客室数÷平均宿泊人数×100で算出できます。

 

3.定員稼働率

定員数÷平均宿泊人数×100で算出できます。

 

4.客単価

お客様1人当たりの売上のことです。

 

5.年間宿泊人数

単純な1年の宿泊人数です。

 

6.原価率

料理の売上に対する材料費の割合です。

 

 

☆起きたくまおの見解

いろいろなサイトで業界別など経常利益率が紹介されています。どのような業界が利益率が高いか調べることも良いのですが、それぞれの業界それぞれの規模で利益率で上位にいることが大事です。顧客満足度が高くても会社に利益が残っていないとそれは意味がないことだと理解して利益率を上げていきたいと思います。特に20%を目安に努力してみてはどうでしょうか。役員報酬で残すというような見解もあると思いますが、その当たりは、自分で頭で計算しておいた方が良いかと思います。

 

 

まとめ

改善方法についてですが、再来店率、客室稼働率、定員稼働率、客単価、年間宿泊人数をなるべく高く維持して原価率を下げることがとても大切です。特に無視しがちもしくは曖昧にしがちなのが原価率ですが、ここの計算ができてないと利益率が悪くなりいつの間にかキャッシュが減り倒産に陥る可能性も考えられます。いくら売上多くても赤字では意味がありません。会社に利益が残るために今一度この指標を計算し直したり、見直したりしてみて下さい。サービスを増やすこと=会社がよくなることではありません。わかっていてもできてないことも数字にすることでできたりします。挑戦してみてください。

 

 

画像はバリ島のアヤナリゾートのプールです。